お茶イベント喫茶来(きっさこ)に行ってみた！会場の雰囲気・出店・当日レポを紹介

2025年11月3日(月・祝)、埼玉県所沢市で開催されたお茶イベント“喫茶来（きっさこ）”に出かけてきました。

日本各地のお茶専門店やインポーターが集まり、
たくさんのお茶を 「飲む・知る・買う」 の３つの角度から楽しめる、
お茶好きにはたまらないイベントです。

私は今回が初めての参加😊
行く前はちょっと不安に思うこともあったので、
当日の様子に加えて、初参加の人が気になりそうなQ&Aもまとめてみました。

ぜひ、チェックしてみてくださいね✨

“喫茶来(きっさこ)”ってなに？

喫茶来は、埼玉県所沢市の「ところざわサクラタウン」で開催された、株式会社KADOKAWA主催のお茶イベントです。

初開催は2023年。
2023年・2024年・2025年と、毎年11月の最初の3連休に開催され、今年で3回目を迎えました。

出店数は、
2023年 → 20店舗以上
2024年 → 45店舗以上
2025年 → 50店舗以上
と、年々少しずつ規模が大きくなっているようです。

会場では、生産者さんや専門店の方と直接お話ししながら、購入したり有料試飲を楽しめます。

入場は無料なので、ふらっと立ち寄って見て回るだけなら費用はかかりません。
しっかり試飲を楽しみたい人は「テイスティングラリー」に参加すると、いろいろなお茶を飲み比べながら回れる仕組みになっています😊

“テイスティングラリー”について

テイスティングラリーは、参加費を払うことで、会場内の各ブースでお茶の試飲ができるシステムです。
気になるお茶を少しずつ味わえるので、「まずは飲んでみたい」という人にぴったり。

参加費を支払うと、

• テイスティングラリー参加者の証になる “リストバンド”
• 試飲に使う “紙コップ”

が渡されます。

喫茶来のイベントページから、注意事項もそのまま引用しておきます⇩

【注意事項】
※入場無料、テイスティングラリー参加にはチケットの購入が必要です。
※中学生以上一律同額。
※ノベルティカップ付きチケットは数量限定となります。
※ノベルティカップ付きチケットは予告なく販売を終了する場合がございます。
※試飲提供は20ml程度の少量となります。
※マイカップのお持込は可能です。(大きなカップをお持込されても試飲提供量は通常と同様です)
※テイスティングラリー参加券をご購入の方には、紙コップをお渡しします。
※時間帯によっては受付が混雑する可能性がございますので、お時間に余裕を持ってお越しください。
※ホール内の混雑状況により、入場制限をかけ、入場をお待ちいただく場合があります。
※前売り券を購入した方は一度購入されたチケットのキャンセル・券種変更・払い戻し・再発行はお受けできません。
※ご来場時に、必ず購入したチケット(紙のチケット又は スマートフォン)をご提示ください。
※販売状況により、販売予定期間より早く販売終了となる可能性がございます。
※当日券はイベント会場でのみ販売いたします。

https://tokorozawa-sakuratown.com/event/kissako2025.html

喫茶来、行ってきた！当日レポ✨

ここからは喫茶来のイベントの雰囲気をお伝えしていきます✨
どんなイベントかな？と気になった方はチェックしてみてください。

当日の私の過ごし方はこんな感じでした👇

私が喫茶来に行ったのは、イベント最終日の 11月3日（月・祝）。
「最終日だし、売り切れが多かったらどうしよう…」と少しドキドキしながら、
テイスティングラリー開始時刻の 10:30 に合わせて到着しました。

最終的に、滞在時間は約3時間半。テイスティング１５店舗🎉
のんびりしつつも、しっかりたっぷり楽しめた1日でした✨

会場やイベントの雰囲気は？？

お茶のイベントというだけあって、会場全体も来ている人たちも落ち着いた雰囲気で、すごく居心地がよかったです🍵

お店ごとにブースの空気が少しずつ違っていて、
ホワっと和やかなところ、洗練された雰囲気のところ、フレンドリーで話しやすいところ、世界観がしっかり作り込まれているところ…いろいろ。
「お店ごとの空気＋お茶の味」をセットで楽しむ感じでした。

「入りづらい」「居づらい」と感じることはなく、気の向くままにふら〜っと気になったお茶屋さんに立ち寄って試飲できました。
試飲だけで購入しなくても嫌な顔をするような出店者さんはいなくて、ほんとうに心地よい空気のイベントだな、と感じました😊

喫茶来に行く前に疑問に思っていたこと

どのくらいの時間、楽しめるんだろう？

私は1人でテイスティングラリーをしていましたが、
飲み始めてから「もう満足！」と思うまで 約2時間 かかりました。

“飲んだらすぐ次！” という感じではなく、
・試飲しつつお店の方とお話ししたり
・人気のお茶は少し並んだり
…と、のんびり進んでいきますし、おなかがタプタプになったら少し休憩もとっていたので、気づくと結構時間がたっていました。

どのくらい、飲めるんだろう？

私が試飲したのは 43店舗中15店舗。

数字だけ見ると少なく感じるかもしれませんが、
1店舗で何種類も飲ませてくれるところがほとんどだったので、
実際には 40種類くらい 試飲しています。

お腹がタプタプになって、全ては回り切れませんでした…！

どのお茶でも試飲できるの？

店舗の方が「飲みたい方どうぞ～！」とどんどん配っているところもありますが、
気になるお茶があれば、こちらから声をかければ淹れてくれることが多いです。
少し待つと用意してくれることもあります。

遠慮せずにコミュニケーションを楽しみましょう😊

公式案内に、「試飲提供は20ml程度の少量となります。」って書いてあったけど、少なくない？

ぜんっぜん少なくありません。

20mlが積み重なると、最終的にすごい量になります。
むしろ、20ml程度じゃないと色んなお茶が飲めません。

ちょびっとずつ飲んでいたのに、気づいたら
「お茶でおぼれてしまう！」状態でした。

なかには、ちょびっと試飲を“わんこそば状態”で次々と注いでくれる店舗さんも。笑
飲み足りないなんてことはまずないので、どうぞ安心してください🌿

少しのお茶の試飲で元が取れるのかな？

取れます（断言）。
びっくりするほど高級なお茶も試飲させてくれます。

私はしっかり満足できたし、
「この参加費でこの内容はありがたい…！」と思いました。

1人で行っても楽しめる？

楽しめます✨
夫婦・友達同士の人も多かったですが、1人でも完全に大丈夫。

むしろ1人だとお店の方と気軽に話せて、
「お茶の世界の知らない話を聞ける楽しみ」が生まれます。
皆さん本当に親切で、お茶愛がすごい…！

マイカップ、持って行ったほうがいい？

参加費を払うと “紙コップ” がもらえるので、それで十分。

ただ、私が行った日は 強風 で、紙コップが飛びそうになって焦りました。
風のある日はマイカップも役立ちそうですね。

子ども(小学生以下)と一緒にいってもいい？

テイスティングラリーは「中学生以上一律同額」と記載されており、それ以下の子どもについては記載されていません。

子ども禁止と書かれていないので、子どもも連れて行って問題ありませんが、
子どもは95％の確率で10分で飽きる雰囲気です。(経験談：我が子もすぐに飽きました。)

ブースにたくさん商品が並べてあると、子どもはついつい触りたくなっちゃうと思うので、しっかりと監視の上で長期滞在はしないならば大丈夫かもしれませんが、お父さんお母さんは落ち着いた気持ちでお茶を選んだり飲んだりできない気がします。

小さな子供連れ向きのイベントではありませんので、連れていきたい場合は要対策です！

お茶初心者が行っても場違いじゃない？

大丈夫！まったく問題なし。

私は台湾茶が好きで、日本茶は銘柄もよくわからない…という状態で参加しましたが、
お店の方に聞けば丁寧に説明してくれます。

熱量がすごくて、こちらの知識が追いつかないほど熱心に語ってくれる方も。

知識があるともっと楽しいと思うけど、
「わからないなりに聞いてみて、あとで調べればいいや〜」くらいの気持ちでOK。

実際、私は台湾茶・中国茶目的で行ったのに、
帰る頃には 日本茶もめちゃくちゃ気になるようになりました✨

喫茶来、行ってみて思った「ちょっと覚えておくと安心」

支払い方法は店舗によってバラバラ

お茶の購入時は「現金のみ」「PayPay可」「クレカOK」など、店舗ごとに支払い方法が違いました。
現金とキャッシュレスの両方 を用意しておくと、スムーズにお買い物できて安心です。

テイスティングラリーの参加料も受付で「キャッシュレス決済のみ」と案内されました。
両方準備して行ってよかった〜と感じたポイントです。

予想以上に買いたくなる…笑。予算は少し余裕があると気楽

私の場合はお高めのお茶を買ったのもあるんですが…笑、
試飲で“美味しい！”と思ってしまうと、つい欲しくなります。

特に普段なかなか出会えないお茶も多いので、
「今のタイミングを逃したらもう出会えないかも…」
という気持ちが働いちゃうんですよね。

なので、少し余裕のある予算設定 にしておくと気持ちが楽です。
気に入ったお茶を気兼ねなくお迎えできます。笑

喫茶来、行ってみてどうだった？私の感想

台湾茶や中国茶が買えたらいいな～と思って向かった喫茶来。
行ってみると、飲んだことも聞いたこともないお茶がずらりと並んでいて、ワクワクが止まりませんでした✨
気付けば、興味の幅がぐんと広がっていました！

「日本＝緑茶」というイメージが強かったのですが、実は日本でも台湾茶のような烏龍茶を作っている地域があったり、ウンカで発酵させるお茶があったり…。
“日本の中にもこんなに魅力的なお茶があったんだ！”と驚かされたのが、今回の大きな発見です。

そして、販売されている店舗の方ともお話できて、今回買えたお茶はどれも“特別に大切に飲みたいお茶”になりました。

会場には、知識豊富な“お茶マニアさん”たちもいて、専門的なお話が飛び交う場面も。
一瞬「こんなに知らない私が混ざって大丈夫かな…」と思いましたが、よく考えると、全員がマニアである必要なんて全然ないんですよね。

美味しいお茶の魅力を広めたいという気持ちが伝わってくるイベントだったので、「お茶のこと、ほとんど分からないんです！」という人でも気軽に参加して、たくさん試飲して、自分の好きなお茶を見つけられる場所だと思いました😊

今回はお茶と一緒に“茶器”も見られたらいいなと思っていたのですが、茶器の販売は少なめでした。
もしイベントがもっと大きくなって、茶器も一緒に選べるようになったら、さらに楽しくなりそう…そんなちょっとした期待も芽生えました。

もし次回も開催されるなら、また足を運びたいなと思っています✨

今回の記事のおさらいタイム

喫茶来ってどんなイベント？

埼玉県所沢市で、2023年から毎年開催されているお茶のイベント。
「テイスティングラリー」の参加料を払うと、各店舗のお茶を気軽に試飲できます。

日本各地のお茶専門店やインポーターが集まっていて、
たくさんのお茶を 「飲む・知る・買う」 の3つの角度から楽しめる、
お茶好きにはたまらないイベントです。

お茶の知識がなくても楽しめる？

全然大丈夫です。
よくわからなくても、お店の方に質問すれば丁寧に教えてくれますし、
知識がなくても「美味しい」と感じる体験は誰でもできます。

“お茶への興味や知識を広げるきっかけ”として参加してみるのもおすすめ。
肩の力を抜いて、気になるお茶を探しに行ってみてください😊

たくさん試飲できる？

お茶でおぼれそうになるくらい試飲できます✨

混んでいる場合は少し並んだり、待つ場合もありますが、どんどん積極的に試飲していくと苦しくなるくらい飲めます！

飲んでみたいお茶があったら、遠慮せず店舗の方に声をかけてみましょう😊