中国茶器初心者の私が、まず茶器セットを買ってみてわかったこと
ハナ今回の記事では、中国茶器初心者の私が実際に茶器を使ってみて感じたリアルな感想や、9か月使った現在、「こういうものがあるといいかも」と思っていることをまとめています✨
台湾茶・中国茶の世界にハマりはじめると、気になってくるのが、蓋碗のような今まで見たことのなかった茶器たち。
でも、「これ、本当に使うのかな?」「どれがあれば楽しめるのかな?」と、中国茶器初心者にはわからないことだらけですよね。
私もまったくわからなかったので、とりあえず楽天市場で好みの見た目の茶器セットを購入してみるところから始めました。
そして、使いはじめて9か月。
実際に使い続けてみると、「これはあまり使わなかったな」「こういう茶器がもっとほしいな」と、自分にとっての使いやすさの基準が少しずつ見えてきました。
この記事がおすすめなのはこんな人
- 中国茶器を買おうか悩んでいる方
- 蓋碗・茶杯・茶海・茶こしの実際の使用感を知りたい方
- 自分にとって必要な茶器を見極めたい方
- 中国茶・台湾茶をおうちで楽しんでみたい方
専門家による専門的なアドバイスではなく、毎日おうちで自分のティータイムに中国茶器を使っている私のリアルな感想をまとめた記事です。
「中国茶器って、実際に使ってみるとどんな感じなんだろう?」
そんな疑問を持っている方の参考になればうれしいです。
おうちで楽しく、おいしいお茶を飲みたい方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
私が持っている中国茶器セット
私が現在使っている中国茶器はこちらです。
まずは全体がわかるように、写真でご紹介します。⇩


私が初めて購入したのは、いくつかの茶器がセットになった中国茶器セット。
その後、セットに入っていた蓋碗のフタを割ってしまったため、新しい蓋碗を追加で購入しました。
現在は、写真に写っているアイテムを一応すべて使っています。
ただ、9か月ほど実際に使ってきたからこそ、「これはよく使う!」というものもあれば、「これ、なくてもいいかも……」と思うものもあります。
また、使っているうちに「こういう茶器のほうが使いやすそう」と思うようになったものも。



ここからは、アイテムごとに実際の使用頻度や使い勝手、9か月使ってみて感じたことを紹介していくんちゃ💡
茶器ごとの『これ使っている?』『使わなくてもいい?』
蓋碗(がいわん)


使用頻度:【高】ほぼ毎回使用
実際に使ってみた感想
蓋碗は、私の中で「使ってみて良かった!」と思った№1の茶器です。
これからも使い続けたいし、中国茶・台湾茶を楽しみたい人には、ぜひおすすめしたいアイテムです。
- 便利だったところ
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まず最初にあげたいお気に入りポイントは、お手入れのしやすさ。
蓋碗はシンプルな形なので、洗いやすいんです。毎日使うものだからこそ、洗いやすさはとても大切。
使うたびに「洗うの面倒だな……」となるものは、だんだん出番が減ってしまいますからね。そして、見た目からお茶を楽しめるのも蓋碗の好きなところ。
茶葉とお湯を蓋碗に入れて、フタをして蒸らします。そして、フタを開けた瞬間。
フワッと閉じ込められていた香りが広がり、その香りと一緒に、美しく開いた茶葉や水色を楽しむことができます。香りを楽しむ中国茶・台湾茶の魅力を、さらに感じさせてくれる茶器だと思っています。
使い方も、コツをつかんでしまえばそれほど難しくありません。
「蓋碗って、なんだか扱うのが難しそう……」と最初は思っていたのですが、実際に使ってみると、思っていたほどハードルは高くありませんでした。
むしろ、台湾茶・中国茶を楽しむなら使ってみてほしい!と思うようになった茶器です。
- ちょっと気になったところ
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蓋碗を実際に使ってみて気になったのは、サイズによって使い心地がかなり変わることです。
蓋碗のサイズは人それぞれ好みがあると思うので、「このサイズがベストです!」とは言えません。
ここでは、あくまで私の場合ということで、130mlと180mlの蓋碗を使ってみた感想を紹介します。
130mlの蓋碗
初めて使ったのが、茶器セットに入っていた130mlの蓋碗です。
私の手にフィットするサイズで、お湯が入った状態でもそこまで重さを感じません。
片手でも扱いやすく、使いやすい蓋碗でした。
ただ、気になったのが一度に作れるお茶の量。
130mlなので、私の場合はあっという間に飲み終わってしまいます。
「もう少し一度にたくさん飲みたいな」と思うようになり、もう少し大きい蓋碗を使ってみることにしました。180mlの蓋碗
次に購入したのが180mlの蓋碗。
130mlよりひとまわり大きく、できあがるお茶の量には満足しています。
片手で持つこともできますが、お湯を入れると少し重さを感じるので、手を添えたくなることも。
また、これはサイズ関係なく蓋碗すべてに言えることですが、何煎か淹れていると、蓋碗の縁部分も熱くなってくることがあります。
縁が熱くなっているときは、やけどしないように少し注意が必要なので、サイズが大きいとより慎重になることがあります。
そして、もうひとつ気になったのがお茶を注ぐときのフタのずらしやすさ。
お湯を注ぐときは、フタを少しずらして隙間を作ります。
130mlの蓋碗は、このフタをずらす動作も無理なくできましたが、180mlの蓋碗は、私には少し扱いづらいことがあります。
たまにフタをずらしすぎてしまい、注ぎ口とは反対側から蒸気が手に当たって、「あちち!」となることも……。このあたりは、容量だけでなく、蓋碗の形や自分の手の大きさによっても変わってきそうです。
130mlと180ml、どちらも使ってみて、サイズが少し変わるだけでも、持ちやすさや注ぎやすさが違うんだなと実感しました。
今ならどう選ぶ?
現在、私がよく使っているのは180mlの蓋碗です。
180ml蓋碗のフタを使えば130mlの蓋碗も使えるのですが、やっぱり私は、少し多めに作れるほうが好みでした。
ただ、9か月使ってみて、「たっぷり作りたいから、大きければ大きいほどいい」というわけではないこともわかりました。
お湯を入れた状態で持つことや、フタをずらして注ぐことまで考えると、自分の手で無理なく扱えるサイズかどうかが大切だと思います。
なので、もし今後買い替えるなら、私は片手でどうにか扱えるくらいの180ml前後の蓋碗を選ぶと思います。
あくまで私の場合ですが、130mlと180mlを実際に使い比べてみて、今のところは180mlのほうが自分には合っていました。
茶杯(ちゃはい)


使用頻度:【低】現在はほぼ撮影用アイテム
実際に使ってみた感想
茶杯は、私にとっては「なくてもなんとかなるな」と感じた茶器です。
中国茶・台湾茶を楽しんでいる専門家の動画や写真を見ると、必ずと言っていいほど登場する、小さなおちょこのような茶器。
最初は「中国茶を飲むなら、こういう茶杯も必要なんだろうな」と思っていました。
でも、実際におうちで一人でお茶を楽しんでみると、茶杯がなくてもまったく困りませんでした。
- 便利だったところ
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現在、私が茶杯を使う場面は、このブログ記事に乗せる写真用にお茶の水色をきれいに撮影するときです。
茶杯にお茶を注ぐと、水色がよくわかります。
特に、色が薄いお茶は、茶杯に注いだほうが水色を楽しみやすいのです。ただし、これは私が使っている茶杯が白いから、という理由も大きいと思います。
茶杯ならどんなものでもお茶の色が見やすい、というわけではなく、器の色や形によっても見え方は変わりそうです。
そのため、私にとって茶杯は「お茶を飲むために必要」というより、お茶の見た目を楽しみたいときに使いたい茶器という位置づけになっています。
- ちょっと気になったところ
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やっぱり気になるのは、一度に入るお茶の量が少ないこと。
とても小さいので、私の場合は一口分くらいです。
私はお茶をちびちび飲むより、ある程度の量をまとめて飲みたいタイプ。
そのため、茶杯に注いで飲むと、
「もうなくなった!」
となってしまいます。
たくさんのお茶を少しずつ飲み比べるような茶会では、こうした小さな茶杯が活躍しそうです。
でも、私のように自宅で一人、のんびりお茶を飲むスタイルでは、わざわざ少量ずつ注いで飲む必要性はあまり感じませんでした。
今ならどう選ぶ?
今の私なら、中国茶器を揃えるために、あえて茶杯を買うことはないと思います。
それよりも、蓋碗で淹れた1煎分のお茶を、まとめて注げる容量のお気に入りのコップを選びます。
もちろん、茶杯そのもののかわいらしく感じていたり、中国茶・台湾茶の世界観を感じながら飲みたい方には、茶杯はとても魅力的なアイテムだと思います。
ただ、私のように「家で一人で、好きなお茶をゆっくり飲みたい」というスタイルなら、必ずしも専用の茶杯を用意しなくてもいいというのが、9か月使ってみた現在の感想です。
茶こし


使用頻度:【高】蓋碗を使うときは必ず使用
実際に使ってみた感想
茶こしは、私の場合、蓋碗を使うときには必ず一緒に使っています。
蓋碗は、茶葉とお湯を直接入れてお茶を淹れるので、注ぐときにどうしても細かい茶葉が一緒に入ってきます。
そのまま飲むこともできますが、私は一度茶こしを通したほうが、茶葉が口に入らず、すっきりとした口当たりでお茶を飲めるので好みです。
そのため、蓋碗を使用するときは茶こしもセットで使っています。
- 便利だったところ
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私が現在使っている茶こしは、最初に購入した中国茶器セットに入っていたものです。
同じセットの茶杯や茶海の上に乗せて使えるサイズになっています。
また、あまり大きくなければ、手持ちの別のコップにも乗せて使うことができました。
小さな茶杯から、ある程度サイズのコップまで使えるので、受ける器を選ばないところは便利だなと感じています。
- ちょっと気になったところ
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この茶こしには、セットで「台座」のようなものも付いていました。
最初は「これは何に使うんだろう?」と思ったのですが、実際には私はほとんど使っていません。
この台座には穴が開いているため、使用後の茶こしを置いておくと、残った水が下に垂れてしまいます。
私は茶盆を使っていないので、テーブルの上に置くにはちょっと使いづらいんですよね。
中国茶器を調べていると、茶盆という、洗茶したお湯などを受けるための茶器も出てきます。
茶盆を使う場合なら、こうした台座に水が垂れても気にならないのかもしれません。
ただ、私は茶盆を使わずにお茶を淹れているので、この台座は今のところ出番なし。
使用後の茶こしは、茶杯などの上に置いています。
今ならどう選ぶ?
茶こしは、私にとっては必要なアイテムです。
ただ、今なら「茶こしがセットになっている中国茶器セット」をわざわざ選ぶ必要はないと思っています。
単体で、自分の持っている器に合わせて選べば十分。
特に、今回使っている茶こしのように、ある程度サイズの違う器にも乗せて使えるものは便利だと感じました。
今の茶こしが使えなくなったら、次も一つの器専用ではなく、いろいろなコップに合わせて使えるタイプを選んでみたいと思っています。
茶海(ちゃかい)


使用頻度:【低】蓋碗1煎分を1人で飲むならなくても困らない
実際に使ってみた感想
茶海は、お茶をいったんまとめるための器です。
蓋碗から直接茶杯に注ぐのではなく、いったん茶海に注ぐことで、お茶の濃さを均等にしたり、その後の茶杯への取り分けをしやすくしたりする役割があります。
最初のころは、茶海を使ってお茶を淹れるだけでなんとなく雰囲気が出るので、よく使っていました。
ただ、実際にしばらく使ってみると、一人で飲むときは、なくても困らないなと思うように。
私の場合、蓋碗1煎分のお茶を1人で飲むなら、茶海を経由せず、そのまま蓋碗1煎分が入るコップに注んでしまったほうが楽ちんでした。
そんなわけで、現在は使用頻度がかなり減っています。
- 便利だったところ
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茶海の一番好きなところは、やっぱり見た目や雰囲気がかわいいこと。
茶器を並べてお茶を淹れていると、茶海があるだけで「中国茶を楽しんでいる!」という感じがします。
そして、小さな茶杯にお茶を注ぐときにはとても便利です。
蓋碗から直接、小さな茶杯にお茶を注ぐのはなかなか難しい。
無理に注ごうとすると、こぼしてしまいそうで少し怖いと感じることもあります。
いったん茶海にお茶を移しておけば、そこから茶杯に少しずつ注げるので、とても使いやすいです。
そのため、茶杯と組み合わせて使うなら、茶海はかなり便利なアイテムだと思います。
複数人で少量ずつお茶を楽しむ場合には活躍しそうです。
- ちょっと気になったところ
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私が持っている茶海は、容量がだいたい130mlくらい。
もともとは130mlの蓋碗で淹れたお茶を、茶杯に分けるような使い方を想定したサイズなのだと思います。
ただ、実際に使ってみると、もう少し大きかったらよかったなと思うことがあります。
一人で飲むなら、そもそも茶海を使わなくなってしまったので、今の私にとってはサイズの小ささが少し中途半端に感じるようになりました。
今ならどう選ぶ?
私にとって茶海は、「絶対に必要!」という茶器ではありません。
ただ、もし買い替える機会があれば、今度はもう少し大きなものを試してみたいと思っています。
具体的には、400mlくらいの容量。
というのも、お客さんが来たときには、蓋碗で淹れたお茶をたっぷり飲んでもらいたいから。
私がイメージしているのは、蓋碗で1煎目を淹れて茶海に注ぎ、続けて2煎目も淹れて同じ茶海に注ぐという使い方です。
1煎目と2煎目を合わせて、ある程度まとまった量のお茶を作ってから、お客さんに出せたらいいなと思っています。
「それならティーポットで淹れればいいのでは?」と思われるかもしれません。
もちろん、それもひとつの方法だと思います。
でも私はなんとなく、蓋碗で1煎ずつ淹れたお茶を2煎分合わせて出すほうがおいしい気がするんですよね。
蓋碗で淹れたお茶はおいしいので、せっかくならお客さんにもたっぷり楽しんでもらいたい。
そんな理由から、今度茶海を買うなら、1煎目と2煎目を続けて入れられるくらいの、400ml前後の大きめサイズを試してみたいと思っています。
じゃあ結局、初心者は何を揃えればいい?
ここまで、私が実際に中国茶器を使ってみた感想をご紹介してきました。
では結局、中国茶器初心者は何を揃えればいいのでしょうか?
あなたが私と同じように、基本的には自分ひとりで中国茶・台湾茶を楽しみたいという方なら、
- 蓋碗
- 茶こし
- 蓋碗で淹れたお茶をすべて注げる容量のコップ
この3つがあれば、十分に楽しめると思います。
しかも、蓋碗以外は、わざわざ「中国茶・台湾茶専用」の茶器を用意しなくても大丈夫。
たとえば、家にあるお気に入りのマグカップや、そのマグカップの上に置けるサイズの茶こしでもOKです。
最初は茶器セットを購入して、茶杯や茶海なども使ってみましたが、9か月ほど実際に使ってみた今振り返ると、ひとりで楽しむなら「絶対に必要!」というものは意外と少なかったなと感じています。
一方で、茶器をいろいろ使ってみるのも中国茶の楽しみのひとつ。
購入することを否定しているわけでもありません。



やっぱり、茶器セットは可愛いんちゃ!
独特の魅力があるんちゃ✨
もしあなたが私と同じように、「まずは一度、いろいろな茶器を使ってみたい!」というタイプなら、単品でひとつずつ購入するよりも、茶器セットのほうがリーズナブルな場合もあります。



最初から全部揃えなくても大丈夫だし、揃えたかったらもちろん購入してもOK!
大切なのは、自分がどんなふうに中国茶・台湾茶を楽しみたいのかを考えてみること。
自分の楽しみ方に合った茶器を選んでみてくださいね。
まとめ|中国茶器初心者さんへ…最初から全部揃えなくても大丈夫
中国茶器が欲しいなって調べてみると、ちょっと緊張感が出てきませんか?



私はあったんです。
なぜかというと、「とっても専門的な世界な気がしたから」。
実際に情報を集めたくても、かなりマニアックな専門家や本が目につくことが多く、軽めに楽しみたい人への情報にたどり着くことが難しく感じました。
なので、目に入る情報から得られるのは、
「中国茶って、こんなにいっぱいアイテムが必要なの……??」という驚き。
「え……?私、足を踏み入れて大丈夫かしら?」っていう不安から、緊張感まで出てくるのです。
もちろん、専門的な知識を持つ方から見れば、それぞれの茶器にはちゃんとした役割があり、よりおいしく、より楽しくお茶を味わうための工夫があるのだと思います。
だからこそ、こだわっていけば、いろいろな茶器が欲しくなるのも自然なことなのかもしれません。
でも、実際に専門家さんと対面してお話しする機会があれば、「こだわれば色々あるけど、なくても楽しめますよ」と、おおらかに答えてくれる方も多いんじゃないかなと私は思っています。
私は専門家ではありませんが、私だったらそう答えると思います。
素敵な雰囲気を演出したり、香りを最大限に楽しんだり……。
おいしいお茶をもっともっと楽しむために、アイテムが増えているだけで、ないからダメってことではないのです。
私自身、9か月ほど実際に使ってみて、「これはよく使う」「これはなくても困らない」と少しずつわかってきました。
この記事が、これから中国茶・台湾茶を楽しんでみたい方の、最初の茶器選びの参考になればうれしいです。



ぜひ、あなた自身の楽しみ方と、お気に入りのアイテムを見つけてみてくださいね。









