緑茶ってこんなに仲間がいる!基本の緑茶をまとめてみた
ひとつ前の記事で「緑茶って何?」を学んでいきました。
少しおさらいすると…
「緑茶は、摘み取った茶葉をすぐに高温で熱して、発酵を止めた茶葉を使ったお茶」でしたね💡
⇩まだの方は先にこちらをCheck⇩

ここからは、
いろいろな種類がある緑茶の仲間たちを紹介していきます。
「今まで、とりあえず苦みのある緑のお茶を“緑茶”って思って飲んでいたかも…」
「え?それも緑茶だったの?」
という方にも向けて、
できるだけやさしく・基本からまとめていますので、私と一緒に学んでいきましょう🍵
ハナ最後まで読んだら、
何かひとつ、お茶を買ってみたくなってきちゃうかもしれませんよ~💕
煎茶



煎茶ってよく聞くよね…でも煎茶ってなに?って聞かれると…
『よくあるThe緑茶』っていう一般的なものなイメージかな…



そのイメージ、だいたい合ってるんちゃ!
日本で生産されているお茶のうち、約7割を占めているのが煎茶。
なので、頭に思い浮かんだ「緑茶の味」は、煎茶である可能性が高いです。
煎茶ってどうやって作るの?


煎茶は、こんな流れで作られています⇩
- 日光をさえぎらずに育てた茶葉を使う
- 収穫後、蒸して酸化(発酵)を止める
- 何段階にも分けて、もみながら乾燥させる
これをまとめると、
「日光を遮らずに育てた茶葉を、蒸して酸化を止め、もみながら乾燥させたお茶」
これが煎茶の基本です🍵✨
煎茶の中にも種類がある
ひと口に煎茶といっても、実は種類があります。
- 普通煎茶
- 深蒸し煎茶
蒸す時間の長さが違い、味・色・香りにも少しずつ差が出てきます。
普通煎茶は、
茶葉を短めの時間蒸して作られます。
- 茶葉の形がわりと残る
- お茶の色は、透明感のある黄緑色
- 香りはさっぱり、すっきり
- ほどよい渋みを感じやすい
「緑茶らしい香り」や「キリッとした感じ」が好きな人に向いています。
深蒸し煎茶は、
普通煎茶よりも長い時間しっかり蒸した煎茶です。
- 茶葉が細かくなりやすい
- お茶の色は、濃くて深い緑色
- 渋みが出にくく、まろやか
- コクがあって飲みやすい
苦みや渋みが少ないので、
緑茶がちょっと苦手な人や、子どもと一緒に飲むお茶にも選ばれやすいです。
玉露



玉露はねぇ…
とにかく濃いお茶!!ってイメージかな!



その感覚、かなり近いんちゃ✨
玉露は高級茶のグループなんちゃ💡
玉露が高級とされる理由は、主にこの2つ⇩
・栽培にとても手間がかかる
・収穫量が少なく、希少
時間も労力もたっぷり使われて育てられる、特別なお茶なんちゃ🌿
玉露ってどう作るの?


玉露は、茶葉を摘み取る20日前頃から、茶畑をよしずや寒冷紗などの遮光素材で覆い、日光を遮って育てます。
日光を浴びない状態で育った、やわらかい新芽だけを使うのが玉露の特徴。
茶葉は、日光を浴びると…
- テアニン(うま味成分)が減り
- カテキン(渋み・苦み成分)が増えます



そこで💡
玉露は日差しを遮ることで、
テアニンがカテキンに変わるのを防ぎ、
うま味成分がたっぷり残った茶葉を収穫しているんちゃ。
さらに使われるのは、春に摘まれる一番茶のみ。そのため、収穫は年に一度だけ。
手間の多さと収穫量の少なさが、玉露を希少な高級茶にしています。



日本茶全体の中で、
玉露の生産量は1%以下っていわれているんだって💡
すごく少ないんだね!
玉露の産地
玉露は、京都府宇治市が発祥。
現在は『京都・宇治』『福岡・八女』『静岡・朝比奈』
この3つが、玉露の三大産地として有名です✨
渋み・苦みがかなり控えめ
玉露は、渋みや苦みをほとんど感じにくく、口の中にコクのあるうま味と甘みが広がるお茶。
「だしみたいな味」と表現されることもあり、煎茶に慣れている人ほど、最初はびっくりする味かもしれません。
玉露はカフェイン量が多い
玉露に使われる若い新芽は、茎や成熟した葉よりもカフェインを多く含みます。
そのため、緑茶の中でも特にカフェイン量が多いと言われます。
コーヒーの2倍以上、と表現されることもあるので、夜や就寝前は控えるのがおすすめです☕🌙



なるほど。
玉露が濃いお茶って感じるのは、
カフェイン量とうま味のコクが理由だったんだね💡
かぶせ茶



玉露を調べてたら、一緒に『かぶせ茶』って言葉もよく見かけたの~🌿
なんでかな??



それはね、
かぶせ茶も玉露とよく似たような作り方をするお茶だからなんちゃ✨
かぶせ茶ってどう作るの?
かぶせ茶も玉露と同じように茶葉を摘み取る前に、茶畑をよしずや寒冷紗などの遮光素材で覆い、日光を遮って育てます。
かぶせ茶も「一番茶(新芽)」を使うお茶。なので収穫されるのは年に1回、春だけになります。



茶畑を覆って育てる方法は、
茶葉や木にかなり負担がかかるから、
『一番茶だけ遮光して育てる』
『二番茶・三番茶では、基本的に作らない』
というケースがほとんどなんちゃ!



やっぱり植物はお日様が好きだからね
植物の成長が盛んな時期の春だからできることなのかな?
観葉植物の選定とか鉢替えとか、ダメージがかかることも春にやるもんね
玉露との違いは「覆う期間」


かぶせ茶と玉露のいちばんの違いは、日光を遮って育てる期間の長さ。
- 玉露:収穫前 約20日
- かぶせ茶:収穫前 約7〜10日
玉露ほど長くは覆わないのが、かぶせ茶の特徴です。
味わいは“いいとこどり”
遮光期間がほどよい長さなので、
- 煎茶のような、さわやかな渋み・苦み
- 玉露のような、やさしいうま味
この2つをあわせ持った、「煎茶と玉露の中間」のような味わいになります
かぶせ茶も、手間ひまかかるお茶
茶畑を覆って育てるかぶせ茶は、普通の煎茶よりも手間がかかります。
そのため、玉露ほどではないけれど、少し特別感のある緑茶として親しまれています🍵
番茶



あとよく聞くのはね~!
番茶!
子どものころお友達の家にいくと
「番茶飲む~?」って聞かれたことがあって
飲んだことはあるんだけど何かはよくわかってないの。
なんか香ばしいイメージだったけど…



番茶は地域によって色々あるおもしろいお茶らしいんちゃ✨
ハナさんが飲んだのは焙じるタイプの番茶だと思うんちゃ✨
番茶ってどう作るの?
番茶は、新芽ではなく、成長した葉や茎を使ったお茶です。
番茶は
「一番茶のあとに作る」と書かれていることもあれば、
「一番茶・二番茶のあと」と書かれていることもあります。
どちらも間違いではなく、番茶は「摘む時期」よりも使う茶葉の成長具合で決まるお茶なんです。
基本的には「やわらかい新芽じゃない」なら、番茶になります。
- 一番茶のあとに伸びた
→ 硬めの葉・大きくなった葉を使う - 香りやうま味は控えめ
- さっぱり・軽い味
これは、関東でよく見られる“番茶イメージ”に近いもの。
- さらにあとに伸びた
→ もっと成熟した葉や茎を使う - 渋み・苦みが少ない
- かなりあっさり
京都で飲まれる京番茶などは、こっちの考え方に近いです。
番茶はカフェイン少なめ


番茶は、緑茶の中でもカフェインが少ないお茶として知られています。
番茶に使われるのは、大きく育った葉や硬くなった葉・茎など、成熟した部分。
そのため、新芽を使う玉露や煎茶に比べて、番茶はカフェインがぐっと少なくなるということなんです。



カフェインは若い新芽に多く含まれる成分なんちゃ🌿
カフェインが少ない番茶は、
- 子どもと一緒に飲みたいとき
- 夜や寝る前
- 体調を気づかいたいとき
日常使いのお茶として、とても取り入れやすい存在です🍵



そうか!だから子どものころに友達のお母さんが淹れてくれたお茶が番茶だったのね💡
茶色い番茶と緑の番茶がある



私の番茶のイメージは『茶色』
だから『緑』もあると知って驚いたよ!
ここではこの番茶の色の違いについてチェックしていくよ😊
茶色い番茶は、
煎茶と同じように蒸して酸化を止めたあと、
強く火を入れて仕上げることで、独特の香ばしさが生まれます。
しっかり火を入れることで、
香ばしい香りになり、
お茶の色は茶色に変わります。
渋みや苦みは少なめで、
さっぱりとした味わいが特徴です。
このように焙煎した番茶は、一般的に「ほうじ茶」と呼ばれています。
京都で作られるものは、京番茶と呼ばれます。
緑の番茶は、
煎茶と同じように蒸して酸化を止めて作られます。
茶葉は緑色で、
さっぱり・軽い味わい。
渋みや苦みは控えめです。
一番茶や二番茶のあとに伸びた、
成長した葉や茎を使った、
日常的に飲まれるお茶です。
このタイプの番茶は、
「青番茶」と呼ばれることもあります。



茶色い番茶には「京番茶」のように名前が知られているものがあるけど、
緑色の番茶は「青番茶」のように、見た目を表す呼び方が使われることが多いんちゃ~🍃
番茶は、全国どこでも同じもの…というわけではなく、
地域によって作り方や味わいがけっこう違うお茶なんちゃ🍵



だから、地域ごとに名前がちがったりするんだね🌿
今度、子どものころに飲んだあの味を思い出してみようかな💕
ほうじ茶



でもさ~!そうしたら「ほうじ茶」は「番茶」ってこと??
同じもののこと??



そこのところも確認しながら「ほうじ茶」について学んでいくんちゃ😊
ほうじ茶ってどう作るの?
ほうじ茶は、煎茶・番茶・くき茶など、蒸して酸化を止めた緑茶を、強火で焙じて香ばしさを引き出したお茶です。
つまり、「蒸し製法の緑茶を焙煎したお茶」のこと。
実際には、番茶を焙じたものが多く、
焙じた番茶は一般的に「ほうじ茶」と呼ばれることが多いですが、
煎茶やくき茶も、焙煎すればほうじ茶になります。



ほうじ茶は「番茶」だけで作られるわけではないから、
「ほうじ茶=番茶」とは言い切れないんちゃ🌿
ほうじ茶=ぜったい茶色、ではない


ほうじ茶といえば、茶色くて香ばしいお茶のイメージが強いけど、実は「青ほうじ」と呼ばれるタイプもあります🌿
青ほうじは、焙煎を浅めにすることで、茶葉の緑が少し残ったほうじ茶。
香ばしさは控えめで、すっきり軽い味わいが特徴😊
ほうじ茶の中でも、
「やさしい香りが好き」「緑茶寄りの味がいい」という人に選ばれることが多いお茶です🍵
青ほうじと浅煎りほうじの違い
「浅煎りほうじ」は、ほうじ茶を浅めに焙煎した製法を表す言葉。
「青ほうじ」は、焙煎が浅く、茶葉の緑が残った仕上がりからついた呼び名です。
どちらも「焙煎を軽くしたほうじ茶」という点では共通していますが、
見た目や、お店・産地によって名前のつけ方が違うこともあります😊
ほうじ茶のカフェイン
ほうじ茶は、焙煎によってカフェインの一部が減るため、緑茶の中ではカフェインがひかえめなお茶です。
特に、くき茶や番茶を焙煎して作られたほうじ茶は、もともとの茶葉のカフェイン量も少ないため、
ほうじ茶の中でもかなりカフェインが少なめになります。
夜のリラックスタイムや、小さなお子様など、カフェインが気になる人にも選ばれています🍵



こうやって学んでいくと、番茶のほうじ茶・茎茶のほうじ茶・煎茶のほうじ茶…いろんなほうじ茶を飲み比べたくなるね😊
同じ緑茶の仲間でも個性色々✨
こうして学んでいくと、緑茶って本当に幅の広い飲みものなんだなと感じますよね✨
次の記事では、
一番茶・二番茶・三番茶といった「収穫時期のちがい」や、
くき茶・芽茶・粉茶など「茶葉の部位によるちがい」、
さらに抹茶や玄米茶についても、整理してまとめていきます💡
続きの記事もぜひチェックしてみてくださいね✨
お疲れさまでした✨今回の学びのおさらいタイム
- 煎茶
-
煎茶は日光を遮らずに育てた茶葉を、蒸して酸化を止め、もみながら乾燥させたお茶。
日本で生産されているお茶のうち、約7割が煎茶です。
蒸す時間の違いで、さらに2つのタイプにわかれます。- 普通煎茶
短めの時間の蒸し時間。
「緑茶らしい香り」や「キリッとした感じ」が好きな人に向いています。 - 深蒸し煎茶
普通煎茶よりも長い時間蒸したもの。
苦みや渋みが出にくく、緑茶が少し苦手な人や、子どもと一緒に飲むお茶としても選ばれやすいです。
- 普通煎茶
- 玉露
-
玉露は、茶葉を摘み取る20日前頃から、茶畑をよしずや寒冷紗などの遮光素材で覆い、日光を遮って育てます。
日光を浴びない状態で育った、やわらかい新芽だけを使うのが玉露の特徴。
日光を遮ることで、渋み・苦み成分が増えるのを防ぎ、うま味成分が茶葉にたっぷり残ります。
覆う手間がかかることや、年に1回(一番茶のみ)収穫されることから、希少な高級茶として知られています。
渋みや苦みはとても少なく、コクのあるうま味と甘みが広がるお茶です。
- かぶせ茶
-
かぶせ茶も玉露と同じように、摘み取り前に茶畑を覆って日光を遮って育てます。
玉露との違いは「覆う期間」。
かぶせ茶は収穫前の7~10日ほど日光をさえぎることで、煎茶と玉露の中間のような味わいのお茶を作ることができます。玉露同様に手間ひまのかかる特別なお茶です。
- 番茶
-
番茶は、新芽ではなく、成長した葉や茎を使ったお茶です。
カフェインは若い新芽に多く含まれるため、大きく育った葉や硬くなった葉、茎などを使う番茶はカフェイン控えめ。
番茶は地域によって加工方法や味わいが大きく異なり、緑色の番茶や茶色い番茶など、
住む地域によってイメージがまったく違う、とてもおもしろいお茶です。 - ほうじ茶
-
ほうじ茶は、煎茶・番茶・くき茶など、蒸して酸化を止めた緑茶を強火で焙じて作るお茶です。
焙煎の具合もさまざまで、焙煎を浅めにした青ほうじや浅煎りほうじのように、すっきり軽い味わいのタイプもあります。
焙煎によってカフェインの一部が減るため、緑茶の中ではカフェインがひかえめなお茶です。



今までわからなかったお茶ワードが、かなり整理されたよ✨
これを知っているだけで、お茶屋さんでお茶を選ぶときも
ちょっと自信が持てそうだね😊



このあと続く記事でも、
まだまだ「聞いたことがあるお茶ワード」でてくるんちゃ🌼
もっともっと自分好みのお茶を知る手助けになるから、
ぜひ続きものぞいてみてちゃ🌼✨










