緑茶って何?って聞かれて…ちゃんと説明できる?
生まれたときから、当たり前のように存在していた緑茶🍵
すごく知っているつもりなのに、「緑茶って何?」と聞かれると……
全然説明できない自分に気が付いてしまいました😫
ハナ日本人なのに…緑茶を飲んできたのに…
説明できないなんてなんか悔しい…
そこで今回の記事では、緑茶って何なのか?基本を改めて整理してみました✨
緑茶?……あれだよ……!
“おーいお茶”とか“伊右衛門”とか“生茶”とか……
黄緑っぽくて、ちょっと渋いお茶……でしょ?
そんな説明しかできなかったそこのあなたも、
ぜひ私と一緒に、緑茶の基本を学んでいきましょう🍵
「緑茶」ってなに?


緑茶とは「茶葉を発酵させずに作ったお茶」
緑茶は、茶葉を発酵させずに作ったお茶(不発酵茶)の総称です。
よく聞く『煎茶・番茶・玉露・かぶせ茶・深蒸し茶・抹茶・ほうじ茶など』はすべて緑茶の仲間で、栽培方法や加工方法の違いによって名前が変わります。



ほうじ茶が緑茶だったってところにびっくり!
緑茶って、お茶の色で分類しているのかと思ってたよ。



ほうじ茶は、発酵させていない茶葉を焙煎して作るお茶。
茶色い見た目は、焙煎することでついた色なんちゃ💡
見た目で勘違いしがちだけど、実はほうじ茶も緑茶の仲間なんちゃね👀
緑茶の原料は「チャノキ」という植物


緑茶の茶葉は、「チャノキ」というツバキ科の常緑樹の葉っぱです。
緑茶に限らず、紅茶・烏龍茶・白茶・プーアル茶も、すべて同じ「チャノキ」の茶葉から作られています。
これらのちがいは、チャノキの茶葉をどう加工したかのちがいなのです。
チャノキにはたくさんの品種があり、それぞれに個性があります。
品種のちがい、育てる環境のちがい、
そして加工方法のちがいによって、
さまざまな味わいのお茶が楽しめる——なんとも面白い植物ですよね🍃



つまり、お茶の種類が多いのは、
原料がちがうからではなく、
作り方のバリエーションが豊富だからなんだね✨
「発酵させない」ってどういうこと?


摘み取ったばかりの茶葉は、そのままにしておくと、“葉に含まれる酵素”の働きで少しずつ酸化が進み、だんだん茶色に変化していきます。
この現象を、お茶の世界では「発酵」と呼びます。
※ここでいう発酵は、ヨーグルトなどの発酵とは少しちがい、茶葉の中で起こる変化のこと。
この発酵自体は悪いことではなく、
途中で止めた半発酵は烏龍茶、最後まで進めた完全発酵は紅茶になります。
発酵の度合いによって、お茶の味わいは大きく変わるのです。
その中で緑茶は、「発酵をさせない」ことで作られています。
日本の緑茶では、茶葉を摘み取ってすぐに高温で蒸すことで酵素の働きを止め、発酵が進まないようにしています。
発酵をさせていないため、緑茶の茶葉は名前のとおり緑色のまま仕上がるのです。



ちなみに中国の緑茶では、茶葉を炒ることで発酵を止めているんちゃ🌿
蒸して発酵を止める方法は、日本の緑茶ならではの特徴!
世界的に見てもめずらしい製法なんちゃ🌿
なぜお茶の世界では「酸化」を「発酵」と呼ぶの?
一般的に「発酵」とは、微生物の働きによって起こる変化のことを指します。
そのため、お茶の酸化現象を「発酵」と表現されると、「あれ?」と感じる方もいるかもしれません。
結論から言うと、
昔は「酵素による変化」もまとめて発酵と呼んでいたため、お茶が酸化酵素によって変化する現象も、「発酵」と呼ばれるようになりました。
今では、
- ヨーグルトや味噌 → 微生物の発酵
- 切ったりんごが茶色くなる → 酸化
というように、きちんと分けて考えられています。
でも昔は、「時間とともに起こる変化」をまとめて「発酵」と呼んでいた時代だったんですね。
今の感覚とは少しちがうけれど、その頃の呼び方の名残が、今もお茶の世界には残っています🍃
「蒸す」緑茶と「炒る」緑茶、ちがいはどんなところに出る?



茶葉を摘み取ったあとすぐに、日本緑茶は蒸して発酵を止め、中国緑茶は炒ることで発酵を止めるとお話したよね。
じゃあ、この2つの違いはどんなところに現れるのか、チェックしていこう!
茶葉の発酵は、熱を加えることで止めることができます。
蒸して発酵を止める緑茶は、世界的に見てもめずらしい製法。
日本独自の製法だからこそ、あの青々しいうま味のある緑茶が生まれました🌿
なぜ日本は「蒸す」緑茶になった?
- ① 日本は雨が多く、葉がやわらかいから
-
日本は雨が多く、湿度が高い気候です。
そのため、茶葉はやわらかく、水分を多く含んで育ちます。でも、やわらかい葉は、強い火で炒ると焦げやすい。
だから、蒸して一気に発酵を止める方法が広がりました。 - ② 蒸すと「うまみ」を残しやすい
-
蒸すことで、
・うまみ(アミノ酸)が残りやすい
・苦みや渋みが出にくい日本では、だしのような「うまみ」を大切にする食文化があるため、蒸し製法は日本人の味覚にぴったりだったのです。
- ③ 中国は「香り」、日本は「味」を重視
-
中国緑茶は、炒ることで
・香ばしい香り
・すっきりした味日本緑茶は、蒸すことで
・青々しい香り
・まろやかで濃いうまみ好みや文化のちがいによって、お茶の作り方も変わっていきました。



環境や育った茶葉の状態、味の好み…。
いろいろな条件が重なって、
日本では「蒸す」緑茶が受け継がれてきたんだね💡
「蒸す」だけじゃない!日本にもある「炒る」お茶、『釜炒り茶』
「蒸す」が主流の日本ですが、「炒る」製法をまったくやっていないわけではありません。
というのも、中国からお茶が伝わってきた当初は、中国伝統の「炒る」製法で伝わってきたからです。
その後、時代を重ねる中で「蒸す」製法が主流となった日本ですが、
今でも「釜炒り茶」という炒る製法で作られている緑茶が、少数派ながら存在します。



ちなみに私は「釜炒り茶」が好み✨
初めて飲んだとき、「あ、好きだな」と思ったお茶です。
台湾茶が好きな方は、
釜炒り茶の日本茶も楽しめるかもしれません💡
釜炒り茶とは??
釜炒り茶は、炒ることで発酵(=酸化)を止めて作られる緑茶です。
お茶の色は少し黄色がかることが多く、
やさしい香ばしさと、すっきり軽めの味わいになる傾向があります。
基本的に、日本で「釜炒り茶」と呼ばれているものは、
最初に炒って発酵を止める、緑茶として作られるものがほとんどです。
釜炒り=緑茶、だけではない
実は、釜炒りという製法自体は、緑茶だけに使われているわけではありません。
たとえば、
- 少し酸化させてから釜で炒り、酸化を止める「釜炒り烏龍茶」
- 発酵後の仕上げ工程で釜炒りする「釜炒り紅茶」
といったように、
釜炒り製法を使って作られる烏龍茶や紅茶も存在します。
釜炒り=発酵を止めるため、と思われがちですが、
紅茶の場合は発酵を止めるのではなく、
香りや個性を引き出す目的で釜炒りが行われることもあります。
ただし、釜炒り製法は手作業が多く、
茶葉の状態を見ながら火加減を調整する必要があります。
大量生産には向かず、
職人の腕によって味わいが左右されやすい、いわば職人芸の世界。
そのため、このようなお茶を作っているのは、
かなりマニアックなこだわり茶園が中心で、とてもレアな存在です。
緑茶には呼び方がたくさん
緑茶は『発酵をさせずにつくるお茶の総称』です。
なので、さらに細かく分類することができます。
ここでは緑茶を選ぶときによくでてくるお茶の言葉をまとめていきますね✨
- 煎茶
-
日本でいちばんよく飲まれている、基本の緑茶。
- 深蒸し茶
-
煎茶を長めに蒸して、まろやかで濃い色になった緑茶。
- 釜炒り茶
-
蒸さずに釜で炒って作る、香ばしさのある緑茶。
- 玉露
-
日光をさえぎって育てた、うま味がとても強い高級緑茶。
- かぶせ茶
-
玉露より短く日光をさえぎって育てた、うま味とさっぱり感のある緑茶。
- 番茶
-
新芽ではなく、成長した葉や茎を使った日常的な緑茶。
- 一番茶・二番茶・三番茶
-
お茶を摘んだ時期による呼び方。
- ほうじ茶
-
緑茶を炒って作る、香ばしくて色の茶色いお茶。
- くき茶
-
茶葉の茎の部分を使った、すっきりした味の緑茶。
- 芽茶
-
茶葉の芽の先端部分を集めた、コクのある緑茶。
- 粉茶
-
茶葉を選別する際に出る細かい粉のお茶。
- てん茶
-
抹茶の原料になる、もまずに仕上げた緑茶。
- 抹茶
-
てん茶を粉にして、そのまま飲む緑茶。
- 玄米茶
-
緑茶に炒った玄米を加えた、香ばしい緑茶。



よく耳にする言葉だけど、これがすべて『緑茶』の名前だなんて、知らなかったよ~!



知っていると、好みのお茶を見つけるときの参考になるんちゃ🌼
このお茶たちの詳しい解説は、続きの記事を見てちゃ😊
お疲れさまでした✨今回の学びのおさらいタイム
- ✔緑茶とは?
-
緑茶とは、「チャノキ」というツバキ科の常緑樹の葉っぱ(茶葉)を、発酵させずに作るお茶(不発酵茶)の総称です。
お茶の世界では、摘み取った茶葉をそのままにしておくと酸化が進んでいく現象を「発酵」と呼びます。
緑茶は、この発酵を止めるために、摘み取ってすぐに高温で熱を加えます。日本の緑茶では「蒸す」、中国の緑茶では「炒る」方法が主流です。
煎茶・番茶・玉露・かぶせ茶・深蒸し茶・抹茶・ほうじ茶などは、すべて緑茶の仲間で、育て方や作り方の違いによって名前が変わります。
- ✔日本では「蒸す」・中国では「炒る」、なぜちがう?
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緑茶はもともと中国から日本に伝わり、最初は「炒る」製法で作られていました。
その後、日本の雨が多く湿度の高い気候には「蒸す」製法のほうが合っていること、
さらに、蒸すことで日本人好みのだしのような「うま味」を残しやすいことから、
次第に「炒る」よりも「蒸す」製法が一般的になっていきました。「蒸す」製法では、青々しい香りと、まろやかで濃いうま味のあるお茶になりやすいのが特徴です。
一方、「炒る」製法は香りが立ちやすく、味わいもすっきりしやすいため、
香りを重視する中国では、この製法が好まれてきました。 - ✔たくさんある緑茶の仲間
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煎茶・深蒸し茶・釜炒り茶・玉露・かぶせ茶・番茶・一番茶・二番茶・三番茶
ほうじ茶・くき茶・芽茶・粉茶・てん茶・抹茶・玄米茶これらはすべて緑茶です。
作り方や使う部分、加工のしかたがちがうだけで、もとは同じチャノキの葉から作られています。



これで緑茶ってなに?が説明できるようになったね😊🌼



うん💡
緑茶は、摘み取った茶葉をすぐに高温で熱して、
発酵を止めた茶葉を使ったお茶なんちゃ😊✨
続きの記事・Part2では、
緑茶の仲間たちについて、もう少し詳しく説明していくよ。
ぜひのぞいてみてちゃ🍵✨












